2010 チベット ピース ウォーク イン ジャパン(2011/11/13)

経済にばかり目を向けないで! 忘れないで人権、環境、平和の大切さを!

Tibet Peace Walk in Japan
多数のご参加、ご協力ありがとうございました
ご参加、ご協力いただいた皆様へ

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ピースウォークが無事に終わり、皆様に感謝します。
準備期間の短さや、慣れない横浜での開催など、様々に心配なことはありましたが、みなさまそれぞれの力をお借りし、大きな山のように素晴らしいものが実現できたと思います。厚く感謝いたします。
ひとつの目的のために集まると、そこから勇気や強い気持ちをまた新たにもらうことができると思いませんか。そして自分もまたがんばろうと思うようになるでしょう。共通の気持ちを持った仲間がいることは大変な支えになります。
次回もまたパワーアップしたお力をお貸しください。よろしくお願いいたします。

在日チベット人コミュニティー代表 ロサン・イシ

当日のスピーチ

2010年チベットピースウォークインジャパンにご参集の皆様へ

衆議院議員 牧野聖修

本日のイベントを献身的に支えていただいております在日チベットコミュニティー関係各位に敬意を表する次第でございます。
グローバル社会の進展は世界の勢力図を大きく塗り替えようとしています。こうした情勢のなかでチベット人に対する抑圧が固定化されてはなりません。私は、21世紀の政治課題の柱は、人権と貧困と確信しています。この解決なしに真の世界平和や繁栄はあり得ないと考えるからであります。

本日の行動が一人でも多くの日本人の人々に「チベットの自由を!」の声を理解いただくことができますことを祈念申し上げます。私もこれまで同様、皆様と手を携えて歩んで参ります。非暴力と対話の精神を貫いて、世界の人々とチベット問題の解決に前進して参る決意です。国政に身をおくものの一人としてご参集の皆さんへの連帯のメッセージを送りいたします。

チベットに自由と正義を〜人権問題に国境はない

アルピニスト 野口健

21世紀の今日、世界中のあちこちで人権問題が起こっています。
特に2008年にチベットのラサで起きた流血事件は世界中から強い関心と憤りが寄せられました。

中国は、チベット問題は「内政問題」で国際社会からの声を「内政干渉」だと片付けようとしています。沢山のチベットの人が捕らえられ、拷問されたり、死亡したり、また多くの町や家や寺院が破壊され、毎年、命がけでヒマラヤを越えて2000〜3000名が亡命しているこの事実は、決して「内政問題」ではなく、まさに「人権問題」です。私は、「人権問題」に国境はないと考えています。
今回、皆様方と一緒に行動することができなくてとても残念ですが、皆様方の勇気ある行動に賞賛を送ります。

APEC参加各国首脳の皆様へのメッセージ

ダライ・ラマ法王日本代表部事務所
代表ラクパ・ツォコ

 まず、日ごろより、さまざまな機会にチベット問題を提起して下さいます支援者の皆様に感謝を申し上げます。この紙面、および、支援者の皆様を通じ、この重要なAPEC会議のために、このたび横浜にお越しになられたAPEC参加諸国の皆様に、歓迎の意を表します。21カ国が参加するAPEC会議の主要な目的は、アジア・太平洋地域での持続的成長と、世界経済に対する貢献について討議することです。この偉大かつ高邁な目的が達成されることを吏心より祈念いたします。われわれは、APEC会議、および、その参加国に対し、反対の意を表明することはございません。

 われわれは、APEC諸国の首脳の皆様に、調和のとれた持続的経済成長は、草の根レベルでの自由と正義なしには実現不可能であるということを申し上げたく思います。言論の自由と人権が守られない経済発展には意味がありません。いかなる形のものであれ、経済発展は、隔たりなく全ての人を益するものであるべきであります。経済発展は、民主主義の原則がその方向を導くべきであり、植民地主義的な搾取に基づくものであってはなりません。

 APEC諸国首脳の皆様に、2008年3月のチベット蜂起を思い出していただきたく存じます。チベットの人々は、自由、正義、民主主義を希求する気持ちを平和的に表明しましたが、ご存知のように、この表明に参加した人々は、暴力による取締りを受けました。多くの人が殺され、拷問を受け、収監されました。今日に至るまで、チベットは、戒厳令下にあると言っても良い状況です。

 50年にわたる暴政の後も、自由を求め、自らのアイデンティティを追及するチベット人の魂を壊すことはできないと知った中国政府は、現在、中国語化政策により、チベット文化とアイデンティティの根幹であるチベット語を葬り去ろうとしています。チベット語を破壊することで、中国共産党の指導者は、仏教と人類に対する犯罪を犯しています。この重要な犯罪を、APEC首脳の皆様が看過し、中国共産党政権のチベットにおける行為を黙認することは、歴史が許さないでしょう。

 われわれは、APEC諸国の指導者の皆様が、中国政府に対し、チベット問題を深刻に受け止め、チベットにおける人的・文化的虐殺を止めるよう進言して下さるようお願いします。また、チベット問題の平和的解決を目指し中国首脳がダライ・ラマ法王との会談を開くよう、中国に要請してくださいますよう、お願いします。

 平和、自由、民主主義のないところでの経済自由化、経済発展では、発展の成果を全ての人々が享受できる世界が築かれることはないからです。

 ありがとうございました。

主催者あいさつ

在日チベット人コミュニティー副代表 ドルマ ツェリング

 今回は、在日チベット人コミュニティがAPEC会議に合わせてチベットピースウォークインジャパンを開催できたことを大変嬉しく思っております。
 皆さんにぜひ知っていただきたいことが一点ございます。私たちは、APEC会議、及び、参加国に対し反対の意を表明していません。むしろ、APECの持つ目標を達成できるように応援し、お祈りしているということです。
 しかしながら、APECの注目はやはり経済問題のようです。私は経済問題の重視よりはまず、人権や環境の問題を先に取り上げるべきだと考えています。人権や環境の問題を解決できれば、人々は生活や心にゆとりをもち、結果として経済問題が解決され、発展につながっていくのではないかと思っております。

 皆さんがご存じのようにチベットには言論の自由も、宗教の自由も、教育の自由もなく、生きる権利さえもありません。そういった状況に陥っているにも関わらず私たちは決して希望をなくしていません。それはダライラマ法王様のご指導により平和と非暴力の道を信じ歩み続けているからです。よって、このAPECを契機に参加国の首脳の皆様に中国の人権問題、チベットの問題を深刻に取り上げるよう、中国政府に働きかけてくださることをお願いし申し上げます。

 もう一つの目的は、チベット問題をより多くの人に知っていただき、チベットに対し日本の政権を動かしていただくことを心から望んでおります。
 一言で言うならば「チベットは死にかけています。チベットを助けてください」

 ありがとうございました。

開催概要

日時:2010年11月13日(土)
集合場所:御所山公園(横浜市西区御所山町)地下鉄高島町駅下車徒歩10分
集合時間:11:30
ウォーク開始:12:00

コース:御所山公園→日ノ出町→伊勢佐木町モール→尾上町→市庁舎前→横浜公園

主催:在日チベット人コミュニティー(TCJ)

人権、環境、平和の大切さとチベット問題解決をアピールしながら横浜の街をチベット人達と一緒に歩きませんか?
皆さんのご参加をお待ちしております。ご支援、ご協力のほどよろしくお願い致します。

お願い

  • コースには道路が狭い箇所がありますので、自転車での参加はご遠慮ください(車椅子、ベビーカーは参加できます)
  • 旗は主催者も準備しますが、お持ちの方はぜひご持参ください。持参される場合はチベット旗のみをお願いします
  • 参加時の服装は常識の範囲内でお願いします。主催者が不適切と判断する場合は参加をお断りします
  • 報道取材や個人用途で撮影されることがありますので、必要な方は帽子などをご準備ください
  • 撮影された映像、写真を使われる際は、チベット支援の方針に反せず、良識のある使い方をされますようお願いします
  • ピースウォーク終了後は到着地の横浜公園にて流れ解散となります。集会等は行いませんので、速やかな解散にご協力ください
  • チラシ配布などを希望される方は、制限がありますので、開催2週間前までに主催者にご連絡ください。内容により配布できないこともあります

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